公開 2003年11月1日
配給 ザナドゥー
花
サラリーマンの野崎が動脈瘤で突然倒れた。医者に手術を勧められるがそれを拒否し、会社を辞め、現実から逃避するように日々を過ごしていた。
そんな彼が、東京を起点にただひだすら西に下る鹿児島・指宿までの運転手を引き受ける。依頼主は初老の弁護士・鳥越。旅が進むにつれて、鳥越は遠い記憶を語り始る−この道は別れた妻とかつて新婚旅行で通った道、そして顔も忘れてしまった妻の記憶を取り戻す再会の旅であることを。
いつしかそれは、野崎自身が再び生きることの喜びを取り戻すたびとなる。
- 湯布院映画祭特別招待(2002年)
- 毎日映画コンクール 助演男優賞(柄本明)
スタッフ
- 原作/金城一紀(「花」講談社刊)
- 監督/西谷真一
- 脚本/奥寺佐渡子
- 撮影/町田博
- 美術/福澤裕二
- 録音/横野一氏工
- 照明/木村太朗
- 編集/奥原好幸
- 音楽/村治佳織
キャスト
- 大沢たかお
- 柄本明
- 牧瀬里穂
- 加瀬亮
- 西田尚美
- 藤村志保
- 樋口可南子
- 南果歩
- 椎名桔平
製作
ビーワイルド、アーティストフィルム